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関数プロファイラ
Cocoのビルトイン関数プロファイラにより、ユーザーはアプリケーションのパフォーマンスを評価することができます。関数プロファイラは、テスト実行の関数コールの頻度と時間データを提供します。関数コール回数が多い場合や手続き時間が長い場合には設定により、コードパフォーマンスを最適化できます。Cocoは、コード内の領域がリファクタリングに値するかどうかを判断し、回避可能なパフォーマンス低下を特定します。
また、プロファイリング拡張機能は、2つのバージョンを比較できるので、コード変更のパフォーマンス効果を迅速に定量化します。
Cocoには、ポストモーテムの性能分析を行う機能があります。つまり、プロファイリングデータを記録した完全なテストスイートを実行し、オフライン分析のためにアーカイブすることができるのです。
プロファイラの使用方法は簡単です。インスツルメンテーション時に有効化フラグを設定するだけで、容易にプロファイリング結果がCoverageBrowserに表示されます。
アプリケーションのパフォーマンス向上のために関数プロファイラを使用することについては、詳細な記事をご覧ください。アプリのコンパイル、パフォーマンス イシューの絞り込み、および問題のある関数の特定、ソースコードのリファクタリング、強化バージョンと旧バージョンの比較など、幅広くカバーしています。