ソフトウェアアーキテクチャの考古学

最高のアーキテクチャ回復

他の部署や顧客からソフトウェアプロジェクトを引き継ぐ場合、初期のアーキテクチャ状況は通常、検証済みのアーキテクチャとはかけ離れていることが多いです。

しばしば、ドキュメントが不十分であったり理解しにくかったりするため、アーキテクチャについての推測が必要になります。基本的にはアーキテクチャ回復と同様の手順を踏むものの、より極端なケースと言えるでしょう。

「Axivion アーキテクチャ考古学」を活用して、以下を実現しましょう：

• プロジェクトのアーキテクチャをゼロから文書化する
• サードパーティコードの維持管理を可能にする
• ソフトウェアの将来の変更に耐えうる基盤を作成する

仮説に基づいてアーキテクチャ図を描き、ソース・ヘッダファイルまたはそのディレクトリをアーキテクチャ図にマッピングする。何らかの形でアーキテクチャを文書化している場合は、インポートしてマッピングすることもできる。

自動チェックを実行し、用意したアーキテクチャ図と実装との差異の有無を確認する。

アーキテクチャ違反（アーキテクチャ図に存在しない、本来あるべきでない依存関係が実装に存在）を優先して差異を確認する。この時点ではソースコードを修正せず、アーキテクチャ図に必要な調整を行い洗練させる。

ステップ2とステップ3を、アーキテクチャが正しいと確認できるまで繰り返す。