品質と信頼性を備えた部品の開発と製造
リープヘル社 (Liebherr)は、自らをパイオニアと位置づけています。こうした考え方をもとに、同社の約50,000人の従業員は、さまざまな産業の先端技術の革新に重要な役割を果たし、顧客が将来直面する課題に全力で取り組んでいます。
リープヘルグループの経営は、今もリープヘルファミリーの手に委ねられています。
1949
ハンス・リープヘルがタワークレーンを考案
5万
リープヘルグループの社員数
13
製品セグメント
Qtで実現するソリューション
機械や車両の周辺状況や潜在的な障害物を可視化することで、オペレーターの安全性を向上
異なる画面サイズや向きに対応する拡張性の高いUIアプローチ
オペレーターが使いやすいUI/UX
「技術レベルで、Qt社の協力・支援はとても効果的でした。担当者はいつでも質問やコメントに応じてくれました」
Michael Kipp(リープヘルエレクトロニクス&ドライブ社、ソフトウェアエンジニア、プロダクトライン・センサー)
リープヘルエレクトロニクス&ドライブ社 bauma 展示会動画
リープヘルチームがデジタル・サラウンドビュー・システムを実演する様子を動画でご覧ください!
製造品質の長い伝統
リープヘル社は1949年に設立されて以来、建設機械製造の先駆者かつ大手企業として活躍してきました。
現在、リープヘルエレクトロニクス&ドライブ社は、ドイツのリンダウとビーベラッハに拠点を置き、約1000人の専門スタッフが顧客に特化したエレクトロニクスソリューションの開発・製造を行っています。 リンダウでのリープヘル社は、高品質の電子部品を開発・製造しており、グループ各社そして長寿命電子機器や航空宇宙産業のあらゆる分野で使用されています。電子部品はリープヘル社の様々な製品において重要な役割を担っており、そのため、様々な分野の外部顧客もリープヘル社の耐久性のある堅牢な構造のソリューションを利用しています。
「システムを開発する上で、お客様がグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を最大限にカスタマイズできるように幅広い選択肢を提供できることが重要でした。」
Alexander Bertsch(リープヘルエレクトロニクス&ドライブ社、プロダクトライン・センサー責任者)
360度ビューによる安全性と性能の向上
リープヘルエレクトロニクス&ドライブ社からは、接続されたデジタルカメラからの映像を可視化するための2つのアプリケーション、鳥瞰アプリケーションとカメラモニターシステム(CMS)アプリケーションの開発が依頼されました。これらのアプリケーションは、作業環境の詳細なビューを移動機械のオペレータに提供します。
鳥瞰アプリケーションは、接続されたカメラの360度ビューを表示します。CMSアプリケーションは、接続されたカメラからのストリームを表示します。両システムとも、周囲の状況を詳細に表示することで 運転者を支援し、快適性と作業安全性を高めています。
Qtを活用してプロジェクトを完遂:
- Qt/QMLを用いて、UIデザインの作成とUIの実装
- 他社のソフトウェアをシステムとカメラの操作に統合
- 組み込みシステムの性能の最適化
「Qtのソフトウェア環境は、将来のお客様のご要望を先取りし、適切な機能で迅速かつ柔軟に対応できる設計になっています」Alexander Bertsch,(リープヘルエレクトロニクス&ドライブ社、プロダクトライン・センサー責任者)
組み込み機器にQtを導入