本記事は「Qt on macOS 14 Sonoma」の抄訳です。
例年通り、Appleは今年6月のWWDCで最新のオペレーティングシステムのリリースを発表し、その中にはカリフォルニア州ソノマ郡のワイン産地にちなんで名付けられたmacOSの最新メジャーリリースも含まれていた。
開発者プレビューが利用可能になるとすぐに当然、この新しい環境でQtがどのように動作するかを調べ始め、追加調査が必要なさまざまな領域を追跡しています。
Qtに影響を与えるようなプラットフォームの大きな変更がないことを確認できたのは幸いでした。その後数ヶ月かけてQtの小さな問題を修正し、qtbase
やqtdeclarative
などの主要モジュールはすべてのテストが成功するようになりました。すべてのモジュールのテストが修正されたら、MacOS 14 をCI の必須プラットフォームとします。
機能面では、QCalendarPermission
API による書き込み専用のカレンダーアクセス、Qt の新しいテキスト入力用 NSTextInsertionIndicator
の採用、新しいアプリケーションアクティベーション API を利用した協調的なアプリケーションアクティベーションを計画しています。
もちろん、新しい MacOS リリースの他のユースケースや機能で、私たちのレーダーに載せるべきだと思われるものや、このプラットフォームで Qt をテストしていて何か問題が見つかった場合は、ぜひお知らせください。その場合は Qt バグトラッカーまでお知らせください。
もちろん、新しい MacOS リリースの他のユースケースや機能について、注意すべきと思われることや、このプラットフォームでのテストにおいて Qt の問題を発見された場合も、ぜひお知らせください。その場合は Qt バグトラッカーをご利用ください。