本記事は「Qt Creator 4.11 is released」の抄訳です。
Qt Creator 4.11.0のリリースをお知らせします!
Qt for WebAssemblyおよびQt for MCUの試験的サポートを追加しました。
プロジェクトの構成、構築、実行の一般的な処理に関して、非常に細かく、多数改善したため、ここでのご説明は割愛させてください。
CMake 3.14以降を使用する場合、プロジェクトの構成と解析にCMakeのファイルベースAPIを使用するようになりました。特に端末または他のアプリケーションからCMakeを使用する場合、以前のサーバーモードよりもはるかに信頼性の高い動作をします。
Language Server Protocolのクライアントは、セマンティックハイライトのプロトコル拡張提案をサポートしています。
ハイライトに関して、KSyntaxHighlightingファイル中の色指定が無視されていた点を修正しました。
Python言語サーバーのコンフィギュレーションは、はるかに簡単になりました。
エディターツールバーを使用して、開いているファイルの行末スタイルを変更するオプションを追加しました。
Qt Quick DesignerでQMLバインディングを直接編集できるようになりました。
変更ログをご確認いただければ、他にもたくさんのアップデートをご確認いただくことができます。
オープンソースバージョンは、「Qt Creator」の下のQtダウンロードページで入手でき、Qtアカウントポータルで商用ライセンスのパッケージを検索できます。 Qt Creator 4.11.0は、オンラインインストーラーのアップデートとしても利用可能です。問題があればバグトラッカーに投稿してください。また、chat.freenode.netの#qt-creatorのIRC、およびQt Creatorメーリングリストで見つけることもできます。