Qt Creator 16におけるCMakeの変更点は以下の通りです。
Qmakeプロジェクトと機能的な同等性の向上
Qt Creator 16では、空のサブディレクトリを統合して表示するようになりました。

Objective C/C++ サポート
Qt Creator 16は、CMakeでOBJC
およびOBJCXX
言語が明示的に設定されているプロジェクトを正しく読み込みます。

CMakeカスタムターゲットからの実行可能な構成
Qt Creator は実行可能ファイル用の実行設定を作成します。しかし、テストしたいプラグインがある場合はどうなるでしょうか?
Qt Creator 16 は、FOLDER
ターゲットプロパティに qtc_runnable
値が設定されている add_custom_target
ターゲット用の実行設定を作成します。
Qt Creator はこの機能を使用して、Qt Creator プラグインウィザードを実行します。
add_custom_target(RunQtCreator
COMMAND ${QtCreatorExecutable} -pluginpath $<TARGET_FILE_DIR:Testplugin>
DEPENDS Testplugin
)
set_target_properties(RunQtCreator PROPERTIES FOLDER "qtc_runnable")
CMakeのターゲットと関連するCMakeLists.txtファイルノード
この変更はQt Creator 15で行われましたが、あまり評判が良くありませんでした 😅
Qt Creator 16では、この変更の一部が元に戻されました。
Qt Creator 16では、CMakeLists.txt
ファイルの関連ノードが保持される唯一の対象は、FOLDERプロパティが設定されているターゲットです。
変更ログ
CMakeのすべての変更については、変更ログの#cmakeをご覧ください。