サブスクリプションライセンス保持者向けに Qt 5.15.18 LTS をリリースしました。パッチリリースである Qt 5.15.18 では、新機能は追加されず、バグ修正のみが提供されます。
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Qt 5.15.17 と比較して、Qt 5.15.18 には約 50 件のバグ修正とセキュリティアップデートが含まれています。Qt 5.15.18 の修正の一覧と重要な変更点の概要は、リリースノートに記載されています。リリースノートは、Qt Customer Portal のダウンロードページで、製品: Qt、バージョン: 5.15.18 を選択して入手できます。
有効なサブスクリプションライセンスをお持ちの方は、メンテナンスツールを使用して既存のオンラインインストールに Qt 5.15.18 を追加するか、Qt オンラインインストーラを使用してクリーンインストールを行うことができます。オフラインインストーラは、Qt Customer Portal のダウンロードから入手できます。
ソースコードリポジトリは CodeReview 経由でアクセスできます。有効な商用ライセンスを持つQtアカウントでログインするだけで、LTSリポジトリにアクセスできるようになります。詳細は、商用LTSリポジトリのアクセス方法を参照してください。
Qt for Python 5.15.18 リリースは、Qt 5.15.18 リリースから数日後に Qt Customer Portal から入手可能になります。ダウンロードするには下記通り選択してください。
Qt 5.15.18 LTS 向けのQt for Device Creationイメージが利用可能です。ご自身で Yocto を使用してビルドする場合は、Gerrit をセットアップし、Qt リポジトリの meta-qt5 レイヤーを使用してください。 Qt 5.15.18 の Yocto meta-qt5 レイヤーを更新し、商用 LTS リポジトリを指すようにしました。詳細は、商用 LTS リポジトリのアクセスを使用した Yocto の使用方法をご覧ください。
商用LTSリリースで問題が発生した場合は、Qtサポートまでお問い合わせください。また、https://bugreports.qt.io にバグを報告することもできますが、サポートチームにも通知することをお勧めします。
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次の商用LTSパッチリリースであるQt 5.15.19は、2025年4月にリリースされる予定です。