サブスクリプションライセンス保持者向けにQt 5.15.16 LTSをリリースしました。パッチリリースとして、Qt 5.15.16は新機能は追加されていませんが、バグ修正が提供されています。
Qt 5.15.16には、Qt 5.15.15と比較して約50件のバグ修正とセキュリティの更新が含まれています。修正のリストやQt 5.15.16のすべての重要な変更の概要は、リリースノートでご確認いただけます。リリースノートはQt アカウントのダウンロードページで製品:Qt、バージョン:5.15.16を選択してアクセス可能です。
有効なサブスクリプションライセンスを保持している方は、メンテナンスツールを使用してQt 5.15.16を既存のオンラインインストールに追加するか、Qtオンラインインストーラを使用してクリーンインストールを行うことができます。オフラインインストーラはQtアカウントのダウンロードエリアで入手可能です。
ソースコードリポジトリへのアクセスをご希望の場合は、Code Reviewシステムを介してアクセスできます。有効な商用ライセンスを持つQtアカウントでログインし、LTSリポジトリにアクセスできます。詳細については、商用LTSリポジトリへのアクセス手順をご確認ください。
Qt for Python 5.15.16 release will be available via Qt Account few days after the Qt release. In Downloads, select as follows:
Qt for Python 5.15.16のリリースは、Qtのリリース後数日以内にQtアカウントを通じて利用可能になります。ダウンロードの中で、以下の通り選択してください。
Qt for Device Creationイメージは、Qt 5.15.16 LTS向けに利用可能です。Yoctoでビルドしたい場合は、Gerritをセットアップし、Qtリポジトリのmeta-qt5レイヤーを使用してください。Qt 5.15.16のYocto meta-qt5レイヤーを商用LTSリポジトリを指すように更新されています。詳しくは、商用 LTS リポジトリにアクセスして yocto を使用する手順を参照してください。
商用LTSのリリースに関する問題がある場合は、Qtサポートにご連絡ください。https://bugreports.qt.ioにバグを作成することもできますが、サポートチームにお知らせもおすすめします。
***
次の商用LTSパッチリリースであるQt 5.15.17は、2024年4月に予定しています。