この記事は The Qt Blog の Qt Creator 4.2.1 released を翻訳したものです。
執筆: Eike Ziller, 2017年1月23日
本日 Qt Creator 4.2.1 をリリースいたしました。このリリースはバグフィックスのみのリリースとなっており、特にいくつかの重要なバグが修正されています。
プロジェクトモードにて設定の変更時にいくつかのプロパティのみが初期化されいたため、QMake プロジェクトの実行に様々な影響がでていました。またカスタムの実行ファイルに関するバグも修正いたしました。
4.2 では Xcode 8 での iOS シミュレーターの対応を修正しましたが、iOS 10 のシミュレーターデバイスの実行時にいくつかの問題が残ったままでした。シミュレーター上でのアプリケーションの開始の方法を見直すことでこの問題に対応しました。
これ以外にも様々なバグを修正しました。詳細は change log をご覧ください。
オープンソース版は Qt download page から入手可能です。商用ライセンスをお持ちの方は Qt Account Portal からダウンロードをしてください。オンラインインストーラーの更新機能でも Qt Creator 4.2.1 へのアップデートが可能です。もしなにか問題を見つけた場合には bug tracker にて報告をお願いします。開発者と直接やりとりをしたい場合は IRC のchat.freenode.net の #qt-creator か、Qt Creator mailing list にて応対いたします。