12月15 / 16日に Qt Developer Conference Tokyo 2011 を開催しました。東京以外にも 12月12 / 13日に北京で開催し、東京で約250名、北京で約1100名と合わせて1350名の方々にご参加頂きました。本当に多くの方々にご来場いただき、厚く御礼申し上げます。また、ご協力いただきましたスポンサー各社・出展社・講演者の皆様、誠にありがとうございました。
Day 1 は Qt オフィシャルパートナーによる Qt トレーニングを行い、Day 2 はキーノートセッションに始まり午後は Tech トラック・Biz トラックを行いました。 Qt 関連の技術サービスを提供される企業が日本でも増えたことと、採用事例の講演に協力していただける企業が増えたことにより、内容の異なる 2トラックを設けられました。選択肢があったことで、必要な情報を必要な方々に提供できたのではないかと考えております。
今回も Qt Ecosystem 統括責任者の Daniel Kihlberg によるキーノートで Day 2 をスタートしました。Nokia 全体として Qt に今後も注力し続けるというコミットメントも含めたプレゼンテーションにより、引き続き Qt が様々な製品・業界・地域に広がっていくことへの信頼感を向上させることができたのではないかと思います。
Qt Project チーフメンテナの Lars Knoll は仕事としては初来日でした。Qt 4.8 リリースという重要な時期に日本の皆様とのコミュニケーションに時間を割いたということで、今後も日本市場での Qt 普及に力を入れていくことが証明できたのではないかと思います。
アンケートを通じて、多くの方々に本当に貴重なフィードバックを頂戴しました。
全体を通じてかなり高い満足度という評価をいただきましたが、とりわけ高評価をいただいたのは会場のゆったり感でした。今年も広いスペースを借り、ゆったりとセミナーを聴いていただけるように準備をしたいと思います。
改善すべき点も多くありました。今年はより良い運営ができるよう努力したいと思います。
各セッションについては本家 The Qt Blog の記事 をご参照ください。
尚、プレゼンテーション資料及びダイジェスト映像は近日中に Qt WEB サイトにて公開予定ですので、お楽しみに。
2012年も Qt 及び Qt Quick について日本語での情報発信を含め様々な活動を予定しています。本年もより一層のお引立てを賜りますようお願い申し上げます。