この記事は Qt Blog の ”QtWebKit-2.1.0 has been released!” を翻訳したものです。
執筆: Andreas Kling 2011年4月18日
長いテスト期間を終え、QtWebKit のバージョン 2.1.0 がリリースされました。下記の複数の方法で入手できます:
QtWebKit-2.1 は WebKit の2010年6月時点の trunk を元に、QtWebKit-2.0 に対して HTML5, CSS そして JavaScript への(通常のバグフィックス以外にも)改良を行ったものになります。詳細な変更履歴は QtWebKit-2.1 のリリースノート を確認してください。プロジェクトの wiki にビルド方法やその他の情報を記載してあります。
QtWebKit-2.1 シリーズ は「内部向け」として扱われており、正式にはデスクトッププラットフォームをサポートしないことに注意してください。開発やテストでは、特に Linux において比較的安定して動作していますが……。デスクトップユーザーの皆さんは、この半期(2011年上半期)の終わりにリリースを予定している QtWebKit-2.2 まで待たれるのがいいかもしれません。2.2 では Qt がサポートする全てのプラットフォームを正式にサポートする予定です。
QtWebKit に関する議論は、主に 開発者のメーリングリスト や freenode の IRC の #qtwebkit チャンネルで行われています。QtWebKit の開発や利用に興味のある方の参加をお待ちしております。