【Qt Insight入門その1】ユーザー行動を可視化し、ユーザーにとって最高のプロダクトを実現!

突然ですが、みなさまはUI/UXリサーチをどのようにして行っていますか?

UI/UXリサーチとは、製品のUI(ユーザーインターフェース)とUX(ユーザーエクスペリエンス)を改善するために行われる活動で、通常、ユーザーのニーズ、期待、振る舞いなどを理解するために行われます。

主なリサーチ方法としては、ユーザーの意見や感想を直接聞くユーザーインタビューや、多数のユーザーからフィードバックを集めるアンケート・サーベイ、ユーザーに特定のタスクを行わせてその過程を観察するユーザビリティテストなど、多岐にわたります。

最近では、WebアプリにおいてはGoogle Analyticsなどのアナリティクスツールも用いることで、実際にユーザーがアプリケーションを使用する際のデータを収集し、それを製品のUI/UX改善に役立てるということも頻繁に行われています。

 

近年、様々な業界、製品分野においてGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)の重要性が高まっています。

スマートフォンの普及にともない、ユーザーの目はスマホアプリのリッチかつ高品質なGUIで肥えており、スマホ以外の、例えば組み込みデバイスにおけるGUIにおいても、GUIのUI/UXは製品の命運を分ける重要な要素となります。

となれば、GUIの改善は急務となるのですが、上述したユーザーインタビューなどの「伝統的方法」は時間や費用がかかる一方で調査対象となる母数が少なく、統計的に有意性のあるデータが必ずしも取得できるかどうかには疑問符が残ってしまいます。

Web業界では常識であるアナリティクスツールも、組み込み業界となればソリューションはほぼ皆無。結果、自分でアナリティクスツールを実装してメンテナンスするか、旧来のユーザーインタビューなどの方法に頼らざるを得なくなってしまっている方が多いのではないでしょうか?

 

このブログシリーズでは、この問題を解決すべく開発されたQt Insight (キュートインサイト)というQtの新しい製品についてご紹介します。

Qt Insightを使うと、24時間365日、実際に市場で製品を使用しているユーザーから生の行動データを収集することができ、そのデータを分析して製品のUI/UXの改善を効率的かつ効果的に行っていくことができます。

このシリーズを読み終えるころには、Qt Insightとは何なのか、どのようなデータが得られるのか、どのような使用方法(ユースケース)があるのかや、実際の使用方法、さらには無料トライアルの使用方法に至るまで、この製品の多くのことについて理解が深まるはずです。

シリーズ記事一覧
  1. 【Qt Insight入門その1】ユーザー行動を可視化し、ユーザーにとって最高のプロダクトを実現!
  2. 【Qt Insight入門その2】Qt Insightをはじめよう① 無料トライアルの登録
  3. 【Qt Insight入門その3】Qt Insightをはじめよう② ユーザーフローの分析
  4. 【Qt Insight入門その4】Qt Insightをはじめよう③ ファネル分析、アプリケーションクラッシュ分析
  5. 【Qt Insight入門その5】組み込みアプリでA/Bテスト?Qt Insightを使った様々なユーザー行動分析
  6. 【Qt Insight入門その6】Qt Insightにデータを送信する方法

それでは、次章「【Qt Insight入門その2】Qt Insightをはじめよう① 無料トライアルの登録」では早速無料トライアルの登録方法についてみていきましょう!

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